あらすじみてずっと観たかった作品。
ゆっくり時間のある時にアマプラでレンタルしようってウォッチリストで眠らせてたら、まさかのネトフリに登場、、
嬉しくって即鑑賞。
いつかみよう勢だった人は是非。笑
実話ものは好きなんだけど大体重いから、いつも観るタイミング考えるんだけど、これは内容こそシリアスだけどいい具合にユーモラスなシーンもあって見やすかった。
実話だし役って言うよりは実際モデルになった本人の性格なのかもしれないけど、主人公の冷静で機転が利いて、現実的なのに人間味のあるキャラクターに凄く好感が持てた。
あと協力してくれた監督のユーモアも笑
『これが最もマシで最もくだらない案です。』
良い案なんてものはないからマシなもの選ぶしかない＿＿＿体裁気にして凝り固まってる老害達を諭すシーンはスッとしたけど、とはいえ現実にこんな事件が今起こったら..
ってふいにロシアとお互いに制裁措置を取り合う絶妙な世情が浮かんでしまった。
いまこの作品がネトフリにあがったのもなかなかにタイムリーかもしれない..。
高いところにある政府や法も、本気で膨れ上がった民衆の前じゃ呆気なくて、引っ張り降ろしてみると自分達と変わらないちっぽけな人間に踏みつけらてたと分かって怒りの収まりどころがなくなる。
無実の人にまで飛び火する人種差別やクーデターみたいな政権交代は画面の中だけであって欲しいと改めて思わされる内容だった。
戦争、史実、軍事作戦、どれも関心の強いキーワードだけど、『アルゴ』はこの手の作品のなかでも凄く好みで、同じジャンルに興味のある人には迷わずススメたいと思った。
