これが史実に基づくというから余計に怖さが増す。
中東問題の映画は苦手意識があってあまり観ないけど、たくさん受賞している作品だったため鑑賞。
隣の国とチームワーク発揮して頑張ってたのは、今の世の中にも必要な繋がりや絆だと感じる。
空港のシーンでイランの言葉で字幕も無いと「なに?」「どうしたん?」と一緒にハラハラしてしまって緊張感やばかった。
観終わった後に考えてみると、ジョージクルーニーのCIA感が確かにあった。
ベンアフレックが思考に沈む一夜、監督でありながらそのシーンに長い尺を置いたことを素晴らしいと感じる、なんとも感慨深い表情。
イランアメリカ大使館人質事件。昔のようでそんなに昔ではない。今同じようなことが起こってもおかしくない。
冒頭のシーン、監禁のシーン、ただただ恐かった。
中東問題に特化しすぎない「映画」を観た。最初から最後までしっかり考えられた「映画」だったように思う。