ヤスマサ

シャドー・チェイサーのヤスマサのレビュー・感想・評価

シャドー・チェイサー(2012年製作の映画)
2.7
父親の影の仕事から起こった事件で、訳も分からず国際的陰謀に巻き込まれる息子を描いたサスペンス・アクション。
スペインを舞台に、家族に会いに来たにアメリカ人青年のウィル(ヘンリー・カビル)は、別行動をしているうちに家族が誘拐された上、捜査を依頼した地元警察にまで襲われる。
窮地を救った父親のマーティン(ブルース・ウィリス)は、実はCIA工作員であることを打ち明けるが、その矢先に殺害されてしまい、ウィルは1人、家族を救うために真相を追い始める。

中身の分からないブリーフケースに振り回される。
国際的陰謀の割には、ストーリーと設定に少々薄い感じが否めない。
事件解決後、ウィルの「あのブリーフケースの中身は?」の問いに、CIA局員の「悪いがそれだけは教えられない」との回答に、観ている者にも徒労感が増す。
夜のカーチェイスは見応えがあるが、夜が故か、やや迫力に欠けるところがあって残念。
ブルース・ウィリスにもう少し活躍して欲しかった映画。
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