ます

ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオのますのレビュー・感想・評価

3.9
すごく好きなタイプの映画だった!!
「亡くなった母が出演していたB級ホラーの世界に迷い込んでしまった娘が、母を最後まで生き残らせる(ファイナル・ガールにする)ために奮闘する」というログラインだけでも楽しい上に、こちらが期待するものをちゃーんと全部出してもらえた。
細かいところに粗さはあったり後半説明不足な部分があるものの「ホラーのお約束」をいい塩梅に茶化してライトに楽しく進行しつつ、一貫したテーマでぐっと感動させてくれる。こういうポップで見やすい、ちょうどよくしょうもない、それでいて大事なとこでグッとくる話を自分も作っていきたいなと改めて思った。

あと、とてもいい百合が埋まっている…。

(マイ・インターンに続いてアダム・ディヴァインが登場していて笑ってしまった。下半身ゆるゆるだったり女関係にだらしなかったりするクソ野郎役も、彼がやると全員どこか憎めない男になるのがすごい。)
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