去年母親代わりだった祖母を見送った私にはちょっと観るのが早すぎたかな。号泣。
大切な人を見送るのは本当に辛い。まだこれから少なくとも祖父と両親の3人を見送らないといけないと思うと心が悲鳴をあげるけど、順番だよね。
体がだんだん思うように動かなくなる、同世代の友達が次第に去っていく、そんな中で笑いを忘れないロジャーと桃さんの関係は実の母親とのそれより素敵なものだったんじゃないかな。
食べ物と思い出はリンクする。
最後に校長先生が吟じた李商隠の詩も響いた。
音楽は、少なめ。
生活の音と陰の使い方が香港らしい映画でした。