笹川パンダ

演劇1の笹川パンダのレビュー・感想・評価

演劇1(2012年製作の映画)
2.7
成功するまではものすごく地味。波瀾万丈のものはない。新しいことをやろうと思えば思うほど、地道な積み重ねの時間がある。新しければ新しいほど、周りの人には分からないからすぐに評価されない。芸術の世界はものすごく新しいことをやろうとしたら、準備期間はものすごく孤独になる。成功するかどうかはその孤独に耐えられるかどうかだろう。
平田オリザさんが映っているところはおもしろいし、どのように演劇が作られていくのかとてもよく分かる。
しかし、その説明以上のものではない。
貴重な記録ではある。
笹川パンダ

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