ウーンデッド・ニーの虐殺に加わっていた大尉が大統領命令でシャイアン族の家族をモンタナ州へ護送することになるところから始まるんだけど、善悪とか敵味方とか何が正解なのかが曖昧になっていく中で、お互いの事を漸く理解し合えていく。
この場合開拓民であるアメリカに移住してきた人たちと原住民との争いだけど、戦いの中に身を置き続けることで失われるもの、敵であってもお互いを知ることで分かり合えること、暴力を好む人間がいること等、良い所も悪い所も静かな映像の中に描かれていた気がする。
重たいテーマの作品ではあるけど、最後はある種の希望が持てるのかな？
みんな演技うまいけど、ロザムンド・パイクやっぱり凄いな。
あと、素の姿に近いクリスチャン・ベール
シャラメ君は儚かった…
