Shinta3

荒野の誓いのShinta3のレビュー・感想・評価

荒野の誓い(2017年製作の映画)
4.0
恐らくこの映画でも役に合わせ体を相当鍛え上げたのだろう。ベイルはそう言う俳優だと色々なメディアが報じている。エンディングで見せるスーツ姿の彼の立ち姿は、それ自体が芸術的美しさで、その立ち姿だけで言葉を越えた何かが伝わってくる。セリフまわし、表情など演技の上での二次的なもので人に何かを伝える為の根源的なものをクリスチャン・ベイルは有した俳優だとこの作品で感じた。エンディングにベイル演じるブロッカーの決断を下すまでの逡巡する思いを見るものに想起させるこのエンディングは秀逸。扉を開けたその後の物語を想像して胸が熱くなる。

この作品から自分が感じ取ったもの。赦しとは世界で一番崇高な行いだと言う事。
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