最新作公開記念、ネットの岩井俊二映画祭にて鑑賞。
｢ドラゴンフィッシュ｣の捜索を依頼された探偵と、彼のもとにやってきた女。
謎を追うなかで、女は水槽だらけの部屋に住む不思議な青年と出会い...。
元々は、毎話、料理の名前がついたオムニバスドラマ『La cuisine』の一編だったが、後に『PiCNiCK』と同時上映されたという作品。
序盤は浅野さんの出番が少なく、酒井敏也さんたちが中心に進んでいくので、不安になったけれどw、中盤からは、しっかりと活躍してくれるので、安心しました。笑
また、髭面の容貌に見慣れてしまった僕からすると、若い頃の浅野忠信が超人的な美青年という役割で出ているのが、新鮮でした。
美しいクラシック音楽と、赤･青･黄色の淡い映像表現、そして、白黒。
この時点で、監督の唯一無二の空気感が確立されていたことが分かる作品でもありました。
時代が近いというのもあるかもしれませんが、クセが強いヒロインや浅野忠信の超人的なキャラ設定が、堤幸彦監督の『ケイゾク』に似ているようにも感じたり...。
参考
『ラストレター』公開記念 岩井俊二無料配信まとめ - Yahoo!映画
https://movies.yahoo.co.jp/pr/article/d394/
(コチラから本編をご覧になれます。1/30まで。)
