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バッファロー’66のskittiesのレビュー・感想・評価

バッファロー’66(1998年製作の映画)
4.5
刑務所帰りのビリーと誘拐された女性レイラ。
横暴で自己中なビリーに最初は嫌悪感しかなかったけれど、それが親から愛情を受けずに育ってきた故のものということが生い立ちが丁寧に描かれていることで分かり、レイラが好意を抱くのも彼女なりに感じるものがあったんだろうな。
レイアは少女的な見た目とは逆に母性的。包容力があって凄くいい子で、レイアのバックグラウンドには全く触れられてないから想像力を掻き立てられる。
後半、ビリーが心を開いていく過程が凄く好き。
独特な画面演出の手法がお洒落。不思議な魅力に溢れる作品。
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