ひまたん

千年女優のひまたんのネタバレレビュー・内容・結末

千年女優(2001年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

虚構と現実が狂言回しも巻き込まれながら混濁していくファンタジーかと思えば、いとも簡単にインタビュー中の回想であることが明かされる。現在、過去、劇中劇が誇張なくシームレスに切り替わっていくと、映画構造としての虚構と現実の混濁ではなく、ある一人の人間が人生のなかで混濁させていたことに気づく。
『パプリカ』の原作を読んだことがあったのでその手の映画かと思ったらシンプルに美しい映画で驚いた。
ひまたん

ひまたん