このレビューはネタバレを含みます
一人の女優の人生を見ていくとは最初の演出でわかっていたものの、最初は混乱した。何が幹で、何が枝（彼女が演じた作品）なのか。
でも、最後の台詞がその混乱をすべて治めてくれたように思う。
必死に鍵の君を追いかけ続けた彼女の姿は力強くて美しい。
そここそが主題であり、僕が幹だと思っていた方が枝だったんだと思う。
「だって私、あの人を追いかけてる私が好きなんだもの。」
この台詞が今まで見てきたものの美しさを理解させてくれた。
（呪いとかはちょっと理解できなかった………）
