このレビューはネタバレを含みます
「だって私、恋してる私が好きなんだもん。」
いつの時代もこれに尽きるんよな、人生も、恋愛も。
これは最初の出会いがきっかけ(運の尽き?)だったのか、平安時代のまやかしの婆に「未来永劫恋の炎に身を焼く定め」の呪いをかけられたからなのか…
既にいなくなった人であっても、生きていると信じ続けている限り生きる活力になり、生きる希望になるんだよな。
げんやさん、どんなに心を燃やして千代子さんを守り、支えても、結局脇役にしかなれないの切なすぎる…でも恋の炎に身を焼く者にとっては、その人以外は引き立て役Bなんだよな…
今監督の作品は3作目やったけど、パプリカよりはこっちの方が好きかも。
2024-35