通りすがりのアランスミシー

千年女優の通りすがりのアランスミシーのレビュー・感想・評価

千年女優(2001年製作の映画)
4.6
一人の大女優の生涯を幻想的な映像美でつづったアーティスティックなアニメ。
まるで一本の絵巻物を見ているような流麗なカットつなぎにはため息が出る。
今敏作品の多くがそうであるように、本作も最後にたどり着くのは狂気。
早死にが惜しまれるが、早死にするほど不健康な人だからこそ作れた映画だろう。