てつこてつ

破壊された男のてつこてつのレビュー・感想・評価

破壊された男(2010年製作の映画)
3.0
久々のキム・ミョンミン。今作の髪形では、ますます松岡修造に激似!

8年前に幼い娘を誘拐された元牧師が、娘を奪い返すために犯人と死闘を繰り広げるというストーリー展開は韓国映画らしいし、決して面白くないわけでもない。

早々に犯人の正体を見せるのもストーリー上有りだとは思うが、犯人の居所が明らかになるきっかけとなる、あの高尚な趣味・・の下りには、ちと違和感。

韓国映画あるあるのジャケ写の「劇場公開1位!」「100万人動員の大ヒット!」とか、まさか嘘はついてはいないと思うが、必ずしも作品の質と比例するわけじゃあないこと、今作でもやはり思い知った次第・・。

なんて思っていたら、今、気付いた。今作の制作年は2010年!
最近、やたらとこれくらい昔の韓国作品があたかも新作のようにリリースされてるってことは、コロナ禍において劇場公開できる作品が作られづらくなり、配給会社も当時はお蔵入りにした微妙な出来の作品を次々とレンタルリリースしてるんだろうな。
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