てるる

ディープ・アンダーカバーのてるるのレビュー・感想・評価

ディープ・アンダーカバー(2008年製作の映画)
2.8
ある犯罪組織のボスを追い詰めるために潜入捜査を行う捜査官役にコール・ハウザー。
ボスから命じられて拷問をしたり、潜入がバレないように人を見殺しにしたりするうちに人間が壊れていく様子を描きたいんだろうけど、あまり鬼気迫る感じがない。「フェイク」のようなドキドキ感があるともっと面白かったと思う。

ボスはラストまで姿を見せないけど、正体が明らかになってもイマイチしっくりこなかった。

でもモーフィアスのようにクールな役が多いローレンス・フィッシュバーンが、拷問を受けて情けない声を出すのは新鮮だったし、今は亡き名脇役ジェームズ・クロムウェルも出てるので好きな人は観てもいいかと。
てるる

てるる