私立探偵のハリーは、友人であるハリウッド俳優同士の夫妻ジャックとキャサリン・エイムズと親しかった。キャサリンとハリーは実は惹かれあっていたが、ジャックはその事実に気づいておらず、末期癌に侵されていた。ある日、キャサリンの最初の妻の夫が失踪した過去の事件について調べている捜査官と遭遇したことから運命の歯車が狂っていく...。
ジーン・ハックマンとポール・ニューマンの共演ということで鑑賞。1998年の作品ということで2人のキャリアの中ではだいぶ後半の作品ではあるのですが、いぶし銀の名優コンビの主演、全体に漂うフィルム・ノワール感もあってか、まるで70年代の映画のようなレトロな雰囲気。かと思えば冒頭シーンでいきなり22歳のリース・ウィザースプーンが登場してニューマンと並んでるのを見ると「え？！合成？！」となったり。（しかもまさかのトップレス！！笑）なんだかタイムスリップを何回も繰り返したかのような不思議な感覚に陥る映画でした（笑）。
淡々と展開されつつも、次第に明らかになっていくハリウッドスターの裏の顔や、葬られた裏の顔など、ハラハラドキドキする要素もたくさんあって楽しかったです。
