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アリゾナのバロンのlemmonのレビュー・感想・評価

アリゾナのバロン(1950年製作の映画)
3.9
ヴィンセントプライスが主役なのが効いてる。
紳士にも詐欺師にも、老齢のエロ親父にも、成り上がりの若人にも見えた。
「アリゾナのバロン」だなんて洒落たタイトルも合ってる😆。


長年に渡り緻密に計画してきた一世一代の詐欺行為も、良くも悪くも愛により崩壊。
ラストも沁みるね。どこまで事実なのかなあ🤔。

短時間の割りに長く感じだのは、内容が濃密だったからと、少しテンポはなかった、の両方が言えそう。


アリゾナが州になる時代にこんなことがあったとは。クライマックスの人間の憎悪やら、あとはプライス演じる伯爵と彼が高貴な娘として育てるソフィアとの関係が妙にエロくて良し!(プライスって顔がなんかもうエロいというか変態を感じさせるよなあ。良い意味で🤣。セクシーってことだよ😏。鼻の下を伸ばすってこの人が語源?😆。なわけないか。)

わたくしフラー監督好きかも🥰と、思い始めた。観ているとそこつついてくるかあと、自分のツボを刺激されまくる。多少の粗はどうでもよく思わせてくれた。
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