Gierck

アリゾナのバロンのGierckのレビュー・感想・評価

アリゾナのバロン(1950年製作の映画)
4.5
1950年サミュエル・フラー監督二作目、ジェームズ・ウォン・ハウ撮影。
ヴィンセント・プライスの不気味な存在感とジェームズ・ウォン・ハウの暗闇を活かした映像が妙にマッチしており、雨の中フラッと現れる登場もさることながら、修道院の僧侶に化けるシーンの緊張感は、さすがにフラーはこの頃より只事ではない。
首に縄をかけられながら、喋るラストは本当に首を絞められなければ出ない声で、ある意味リアルずぎる。
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