『ハリーポッター』シリーズのスネイプ先生役で お馴染みのアラン・リックマンが出演していると いうのがこの作品のウリの一つであろう。 髪の色が違うからだろうか、やはりスネイプ先生 とは違った味がある。 何にせよ憎たらしくて無愛想な役柄をやらせたら 巧いということがよくわかった。 彼のインパクトに負けじとビル・プルマンも良い 味をだしていたし、エリザ・ドゥシュクが素晴ら しくキレイだった。
作品としてはオーソドックスであまり変わり映え しないクライムサスペンスではあったが、スピー ド感溢れる演出が秀逸だった。 今時のエレクトロサウンドがテンポの良さに拍車 を掛ける。 そう、この作品の魅力はテンポの良さ・スピード 感にあると言っても過言ではない。 時折ダレる部分もあるがユーモラスな演出で飽き させない。
ただストーリーの強引さが鼻につく。 あのまとめ方も少々やり過ぎな気がするのだが･･ ･
とはいえテンポの良さによりサラッと見れるクラ イムサスペンスの佳作ではある。
