マキノ雅弘、うまくてびっくり。
カメラワークは縦横無尽、セリフ終わるか終わらないかのうちにカットを割ったり、なんでここでカットを割るのかと思ったら、その後に見せたい場面があったり、立ち回り以外の場面でも体のアクションが多かったりと、アイデアの宝庫! すご過ぎる!
前に見た「恋や山彦」に比べると少人数のシーンが多いので、うまさがよく分かる気がした。
物語は、殺された親分の復讐と、売られる女たちの話が交差。最後の手打ちの仕方も意外で良かった。加賀邦夫(三河弁)と田中春男(関西弁)コンビが楽しい。
「痛快! 時代劇まつり」