トルーマンバロウズ

HATCHET/ハチェットのトルーマンバロウズのレビュー・感想・評価

HATCHET/ハチェット(2006年製作の映画)
3.7
失恋した青年ベンは気晴らしに親友のマーカスと一緒に呪われた沼の怪奇ツアーに参加することにした。
退屈なツアーだっだが、ボートが座礁してしまいベンたちはとある森に上陸することになった。
そこはかつて不慮の事故によって命を落とした異形の少年ビクターが住むといわれている森であった・・・・。

とある沼地を舞台に凶暴な巨漢殺人鬼に襲われるハメになった青年たちを描いたバカ要素の強いスーパースプラッターホラーコメディ‼︎‼︎
正直ストーリーは13日の金曜日とほぼ同じであり、巨漢で異形の顔をした殺人鬼に青年たちが狙われるというお約束のB級映画のような設定だったので物語面では目新しい要素(全体的にコメディ要素は強いが)はそんなになかった。
しかし本作は全体的にスプラッター要素にかなり気合が入っていて内臓引き出しや手足身体バラバラ、顔面抉り出しなどえげつない描写がこれでもかと登場するのでこの手のファンにはかなり楽しめる作品に仕上がっていた。
またスプラッター描写以外にもやたら多いお色気描写やえらく気合の入ったゲロ吐きシーンなど下ネタもなかなかに多かった笑
ラストがありきたりなオチではあったが、楽しいB級殺人鬼映画としてはかなりの佳作であった。