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コクリコ坂からのtackyのレビュー・感想・評価

コクリコ坂から(2011年製作の映画)
3.8
原作からの変更は、今の時代からしてやむ無しだろう。
でも、京大の吉田寮問題や、立て看板問題を思い出させる、インテリ闘争の匂いプンプンなのには、少し抵抗があった。

まるで、昭和のNHKの朝の連ドラの内容みたいな、しっかり者のヒロインが、障害を乗り越えて、愛を貫く話はとても良かったと思う。

冒頭から一切説明が無く、信号旗を上げるところで、そうかぁと驚かされた。素晴らしいファースト・シーンである。

「さよならの夏」はオリジナルの森山良子版で聞きたかった。手嶌葵は、名作ドラマの「さよならの夏」を観たことが無いのだろう。そんな、か細い歌声で歌われても。
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