諒

ソン・イルグクの レッド・アイ 幽霊列車の諒のレビュー・感想・評価

3.5
夜、ムグンファ号に乗る人々。
その夜が、ムグンファ号の最後の運行であった。
ムグンファ号で売り子をしているミソン。
ミソンは、絵を描いている男の子を見つける。
ミソンが男の子のスケッチブックを見せて貰うと子供が描いたとは到底思えない、昔の服装をした人々が電車に乗っている絵が描かれていた。
「この絵はあなたが描いたんじゃないよね?」とミソンが問いただすと子供は赤いクレヨンで塗りつぶしてしまうのだった。
その後、不可解な出来事がムグンファ号内で起こり始める。

偶然乗り合わせた乗客達に共通した過去がある設定が好み。
スケッチブックが一番ワクワクして、その後も怖かった。
現在と過去が入り乱れていて面白かった。
死んでいる人間が自分が死んでいる事に気付かずに列車に乗っているという設定も良かった。
諒