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セイジ 陸の魚のAのレビュー・感想・評価

セイジ 陸の魚(2011年製作の映画)
3.2
理想と現実の狭間で揺れ動く人たちの話。

怪しげな動物愛護団体が登場してからのシーンは、普段自分が漠然と思ってることと重なる部分があり興味深かった。

「見えすぎると自分の無力さに気づきその先には絶望しかない。鈍感さは絶望を緩和してくれる鎮痛剤なのかもしれない」

50年後くらいのテンションで20年後に移ったけど、あんなにお店朽ち果てるかな?店で出会った人たちも20年後って言ったって50歳前後くらいだろうに。

KEEさんの登場シーンが思いの外多くて嬉しかった。ベーシストでバンドをしていたけれど、生きていくためにサラリーマンとして出世を目指すタツヤ。途中ライブシーンもあり!刺青いれて、あんなかっこいいベーシストがスーツ着て取引先に頭下げてるの見るとなんか泣けてきた。。。
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