イリーガル

セイジ 陸の魚のイリーガルのレビュー・感想・評価

セイジ 陸の魚(2011年製作の映画)
2.0
3182/018

裕木奈江なつかしいな


監督は
伊勢谷友介なんだ
初めてみたうまいじゃん

20年後の
森山未来は似てた
面影あった

原作は読んでない
よくあるロードムービー風
スッキリ解決モノじゃない
客に委ねておわる浸らせる系
一夏の旅での出来事

台詞回しや人間関係
全体的にかっこつけた感じ
鼻につくがすぐ慣れた


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昔は何を見ても面白いとおもえて
何でも尊敬してた
いつの頃からか
専門的なことは知らないが
いろんな映画を見て
シーンやセリフや曲などが持つ役割
目的やどんな効果をうむとか
ジャンルの共通点や典型なんかを
自分なりに解釈しだした
作り手に憧れてたのかな
めんどくさ

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解決してスッキリするタイプの映画と違って
浸らせたいので
いろいろ起こるが出来事そのものは
ほぼ描かれない
それきっかけでどうなったか
喧嘩よりも喧嘩のあと仲良くなったことや
殺人シーンよりも事件後どうなったかを描く
犯人が誰とか捜査などは描かれない
どれも一言ナレーションですまされる

だいたい話の枠組みがあって
どれもそうだが
この手のは特に観てるこっちを
いかに自然と常連にさせるかがキモだな
なのでそれに尺の大半を使ってある
小汚い店に世話になることになって
出会いエピソードでの非常識さや嫌悪感を
小汚い常連一人一人の紹介兼ねたエピソードで
グッときたりホロっときたりクスッとしたり
うんうんしたり理由をしったりなんたり
一通り終わる頃にはもう一員
それを見計らったように
何か起こって
大したオチもなくエンドロール

こっちは一員なったばかりなので
急に20年後に戻られると
あいつらどうなったんかなーとか
空き家になった小汚い店にすらひたっちゃう

これが実話の場合はエンドロール中に
その後あいつは何になったとか実際の写真とか
かるく添えてある

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