ぽち

サイン・オブ・デスのぽちのレビュー・感想・評価

サイン・オブ・デス(2007年製作の映画)
2.4
ミステリアスな雰囲気と深まる謎でストーリーに引き込んでくれて飽きる事は無いのだが、全部の謎が解けたときに全体を見渡すとかなり無理のある内容で残念な作品。

一番大切な骨格となる「動機」や「犯罪方法」に無理がある。
ペストで復讐しようとした祖母と孫はどうして「鼠の蚤=ペスト」という短絡的な方法を信じたのか?「神様が味方して~」的な台詞はあったが無理がある。

姉はなぜ弟を尾行して何人も殺すリスクを負って誤認逮捕させようとしたのか?財産目当てなら直接弟を殺した方がリスクは低い。

弟と祖母の劇場型犯罪も意味不明。ドアに落書きするメリットが無い。
ちょっと壊れた人格の二人ということらしいが、それだと結局何でもアリになってしまうので反則技といえるだろう。

一見日本人に見えるベトナム出身の黒髪美人リン・ダン・ファンの、オープニングでの乳見せサービスシーンが見所の作品。

余談。
公園で大声で宣伝している奴のポストに監視カメラ付ければ犯人一発で分かるよね。
ってのは禁句か?
ぽち

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