TB12

BELLY 血の銃弾のTB12のレビュー・感想・評価

BELLY 血の銃弾(1998年製作の映画)
3.7
20年振りぐらいに見返してみた。

簡単な話ハイプ・ウィリアムズ版の陳腐なスカーフェイス(もしくはグッドフェローズ)なのだがこの時代特有のヒップホップ 文化とMV文化を混ぜた映像美や演出は今見ても中々イケてる(特にオープニングは今見ても本当にカッコいい)

取ってつけたようなオチは割と嫌いじゃないけど(説教臭いのは基本嫌いだけどまあ一昔前の映画って事でご愛嬌)全体的にテンポが早すぎてストーリーテリングや人物描写が雑だったりその他諸々ツッコミ所満載で色々と笑ってしまう箇所も多いけど映像と(暗すぎて見辛いシーン多いけど)DMXのかっこよさは健在である。

Nasの演技はやや平凡だけど。

そういえば劇中ハーモニー・コリンのガンモが流れるシーンがあるけど後のスプリング・ブレイカーズって実はハーモニー・コリン版のBellyだったりして。

あの作品明らかに今作を意識してそうな演出がチラホラあるし。
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