昨年年最後のお買い物(その2)がこれでした。
スーパーのレジ前のワゴンで売ってたから値段は書いてなかったけど300円か500円くらいやろうと思って、これとギリシャゾンビ買ったら2本で1600円も取られました。
もし私がフィルマやってなかったら「すみません、そんなにするならいりません」と言えたはず。私はあっさりそう言える男。むしろそんなことを恥じらいなくあっさり言えてしまうメンタルが問題な男。けどほんの一瞬「これってレビュー書く時にネタになるんじゃね?」なんて考えてしまったら、タイミング的にNOと言えなくなってしまいました。
タイミングって大事ですね。
怖いですタイミング。
ここまでのたった10数行を書くためのコストが1600円。そう考えるとほんの少し耐えがたい気がするので(せこくてすまん)、どうにか面白い作品であってくれ、そのポンコツ具合で私を楽しませてくれ!と強く願いながら鑑賞スタート!(前書き長くて申し訳ない。休みなもんで暇だから…)
意外とちゃんとしてました。
なんていうか…アリですこれ。
しかもオチは私の好きなタイプ。
話はこんな感じです。
70年代。映画監督が自分の作ったスラッシャーホラーの上映会を仲間を集めたホームパーティで開催した夜。映画監督が急用で中座したタイミングで、その映画監督の狂信的なファン(若い女性3人組)が乱入し、その映画にちなんだやり方で映画監督の妻や友人を惨殺する。二十数年後(?)、映画監督はその事件とまったく同じ設定の映画を製作するため役者達を集める。映画監督の真意は何か?主演女優(妊娠中に殺された監督の妻役)に選ばれた主人公の運命は?
無駄なエロシーンは多いのに残虐シーンは少なめ。けど使いどころはきっちり計算してあって悪くなかったです。
後は余談ですが。
このレビュー書きながらひょっとしたらあとで伏線になるかもなあって思いながら「タイミング」ってワードを強調しておいたのだけど回収できなくて放置プレイになっちゃって残念だわ。日常会話やったら話題が変わってからでも回収できるのにな(笑)レビューはこういうところが難しいですな。