Jimmy

黒い河のJimmyのレビュー・感想・評価

黒い河(1944年製作の映画)
4.0
ドイツ軍の潜水艦に攻撃されて船が沈没して両親を失った娘レスリーが、唯一の親戚(叔父と叔母)がルイジアナにいるというので、人里離れた屋敷を訪れる。その家は、河の入江付近にある砂糖プランテーションのある屋敷。叔父叔母の家には、友人という男達も同居しているのだが、なんだか胡散臭い。
そして、ことあるごとに、レスリーの心を乱すような続き、レスリーは「自分の気が狂ったのか…」と不安になる。夜になると「レスリーを呼ぶ声」が聞こえたり、彼女の行動を屋敷住人みんなが監視したり…と様子がおかしい。
彼女の救いとなっているのが、医者の男。
そして、彼女は叔母の口から「貴方のお母さんとは小さい頃から一緒に過ごしたが、ダンスがとても上手かった…」と聞いて、驚く。どうやら、彼女のお母さんはダンスが出来なかった雰囲気。すると、この叔父と叔母は偽物?……と物語が盛り上がって行く。

終盤まで一気に盛り上がる面白さを見せる映画だったが、アチコチの伏線が回収できたか?…というとチョット微妙であった。それを気にしなければ、なかなか楽しい映画であり、サスペンス映画のカテゴリーに入る作品ではあったと思う。
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