Hagieen

復讐のガンマン・ジャンゴのHagieenのレビュー・感想・評価

復讐のガンマン・ジャンゴ(1971年製作の映画)
3.3
エドワルド・G・ミュラー監督、アンソニー・ステファン主演。

留守中に強盗に押し入られ妻を殺されたジャンゴは復讐するために強盗の行方を追う。

ストーリーは王道の復讐劇。
主演のアンソニー・ステファンがイーストウッド似のイケメンで、ちょっと垂れたブルーグレーの瞳が悲しげに映る。
この悲しげショットはやたらと多用されていて、演出なのか女性ファンへのアピールなのかよくわからない。
あまりに多いのでチョット笑ってしまうw
強盗を追う手掛かりとして強盗の元仲間であるカランザと即席バディとなるが、このカランザが物語のキーマン。

カランザのキャラをもっとコメディリリーフに振った方が良かった気がする。
ジャンゴが悲しみを背負った定番の無口キャラなので、もう少し対比が欲しい。
この辺りは「続・夕陽のガンマン」のイーライ・ウォラックみたいな感じにして親近感を出した方が良かった。

銃撃戦もそれなりにありアクションも悪くない気がしたが、もう少し何かが欲しい作品。
アンソニー・ステファンはカッコよかったw
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