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カインド・ハートのlemmonのレビュー・感想・評価

カインド・ハート(1949年製作の映画)
4.0
監獄にいながら優雅な時間を過ごす伯爵が映る。
さあ何があったか?

裕福な家系ながら、母親が駆け落ちしていたため
、その恩恵を受けられないばかりか屈辱的な生活を送ってきた男が主人公。

母が最期を迎え、彼が遺産相続のため、邪魔な8人の親族を消そうとする物語。


しっかりドラマ性はありつつも、フィクションとして楽しめる余裕がある。ここが緊張感という意味では薄くもあるが、狙いのようにも🤔。
アレックギネスがひとりで親族8人を演じる。
ここもまた飛び道具的ではあるが、自分は大いに楽しんだ。


主人公を巡る恋愛要素も興味深く、クライマックスを盛り上げる。そしてオーラス😳。


本作、普通に描いても物語自体が面白かったようにも。リメイクありでは?😆。心抉られるかつ恐ろしいドラマになりそう😢。


自分が観たアレックギネス初期作品に今のところハズレなしだなあ😊。
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