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サニー 永遠の仲間たちのPoMooNのレビュー・感想・評価

サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)
3.1
韓国人、特に女性にとても人気のこの作品、以前勧められたが、この題名でなかなか食指が動かず、やっと視聴。

出だし、と、エンドクレジットでシンディ・ローパーの「Time after time」が内容を代弁している様だし、作中でも懐かしい楽曲が流れる。曲で時代を推測でき、国を問わず、その曲を耳にしていた時の思い出も蘇るのが映画って良き。

ミナは偶然高校時代の友人チュナに25年ぶりに出会い、余命僅かなチュナに会わせるため「サニー」の仲間達を探し始める。それは自分の高校時代の思い出を辿る旅にもなる。なかなかハードで濃密な高校時代だ。こんな濃厚な青春時代と仲間の存在が羨ましい。ミナは裕福な夫に恵まれてはいるが妻、母の役割から、自分を生きる、という事に改めて考えが行く。この辺りが女性に人気なところか?スコアも高いしーー。
ラストは子供の頃耳にしたボニーMの「Sunny」で踊る彼らが楽しい。けど、韓国物は全部の人を必ずハッピーエンドに持って行こうとするのが、いつも不自然さを感じてしまう。捻くれ者かなぁ〜、私。
No.1127
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