ドラ鉄

サニー 永遠の仲間たちのドラ鉄のレビュー・感想・評価

サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)
5.0
既に観賞済みですが、改めて観賞。

私の大好きな作品の一つです。

主人公のナミが母親のお見舞いに病院に行った際に偶然、高校時代の仲良しグループ〝サニー〟のリーダーチュナが入院している事がわかる。声をかけるナミはチュナに声を掛けるが、チュナはガンの末期である事がわかる。チュナは死ぬ前にまた「〝サニー〟のメンバーに会いたい」と言う希望からナミは、どこに住んでいるかさえわからない仲間達を探し出すことから物語が始まります。

笑って🤣、泣けて🥲、子供の頃を懐かしく思い出させてくれます。
大人になると、置かれている環境や立場、「大人なんだから..」といった理由で自分を抑圧して諦めてしまい、良くない現状に甘んじると言うか、受け入れてしまう自分があったりしてしまいますよね...

〝サニー〟のメンバーたちもそんな現状から、久しぶりに仲間たちと会い、昔のように後先考えずに、前向きになって今の自分を変えようと変わっていきます。

やはり一人では何も出来ませんが、信じて助けてくれる仲間がいると勇気が湧いてきます。

そんな前向きな心にしてくれる作品でした。

余談ですが、警察隊と軍事政権反対のデモ集団がぶつかり合うシーン。バックでは「ロッキー4」公開中の映画館であったり、音楽もヘッドホン🎧を付けてあげるシーンも「ラ・ブーム」であったりと韓国🇰🇷はまだ軍事政権時代で民主主義ではなかったんですね。
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