NoAceJustYou

ツールボックス・マーダーのNoAceJustYouのネタバレレビュー・内容・結末

ツールボックス・マーダー(2003年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

2021/6/5鑑賞。20点。

<見所>
・主人公の1人 スティーブン役を演じたかったクリスチャン・ベールは何度も監督のトビー・フーパーに連絡を取ったが無視されたらしいw
そのおかげで、撮影期間の重なってた「バットマン ビギンズ」に出演できた!
・ベッキーそっくりのご近所さん
・警察が有能すぎる。通報してすぐ駆けつける
・大切なことは腕にメモしろ!

<あらすじ・ネタバレあり>
俳優の卵が大勢住むマンションに引っ越してきたネルとスティーブンのバロウズ夫妻。
家賃が安いので、壁は某大手マンション並みに薄く、音漏れが激しい。

隣人カップルや役者を目指す2人組の声が日常的に聞こえる環境下での生活が始まる。

ネルはある日、隣人の悲鳴を聞いて警察に通報する。
警察が部屋に入るが隣人の姿は確認できなかった。
それもそのはず、隣人は天井に磔にされていたのでw

ネルは、ベッキーそっくりのご近所さん・ジュリアと仲良くなる。
一緒にランニングする約束をしたが、約束の時間になってもジュリアは現れない・・というのもジュリアは何者かに殺されているから。

ネルは、引っ越し当初から仲良くしていた元俳優の住人・チャズから、「ジュリアは504号室にいる」と書かれた紙を受け取る。

ネルがマンションを調べると、4号室と9号室がどの階にも存在しないと判明。資料館を訪れたネルは、スタッフの1人から今住んでいるマンションの曰くについて教えてもらう。
マンションを建てたラスマンという人物は、かつてハリウッド俳優とともに黒魔術に傾倒した。しかし、俳優らはラスマンのもとを去り、残された彼は一人でマンションを完成させた。
ラスマンが完成させたの普通のマンションではなかった。マンションの中に別の建物を建造していた、つまり4号室と9号室は隠し部屋のようなもの。

ネルは資料館で得た情報を腕にメモ。
情報を元にネルが辿り着いた隠し部屋には、失踪した住民たちの死体が保管されていた。
行方不明になったネルを探す夫・スティーブンは、管理人や住人たちの協力を得て隠し部屋を見つけ出す。ネルとスティーブンは再会。
隠し部屋に潜む殺人鬼は、助けに来た住人たちを次々と殺害。
生き残ったネルとスティーブンは殺人鬼から身を隠す。

殺人鬼の正体は、かつてカルトに心酔していたラスマンだった。
ラスマンのエネルギーの源は、殺したマンションの住人の死体だった。
ネルとスティーブンの前にチャズが現れる。チャズは、ラスマンがマンションの中で殺人を繰り返していることを知っていて、仲良くなったネルを守ろうとしていた。

ラスマンは、母親の死体から生まれたらしく、チャズ曰く【生と死の境にいる存在】。チャズはラスマンに殺される。
ネルも殺されかけるが、スティーブンがラスマンを退治。
腹部を刺されたスティーブンは病院に搬送されるが、ラスマンは姿を消す。

一人部屋に戻ったネルの前に、再びラスマンが現れる。
ネルが腕に書いたメモは、黒魔術だった。黒魔術で動きを封じられるラスマン。そこに警察が突入し、ラスマンを射殺。ラスマンは窓から落ちるが死体は発見されなかった。

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・製作当時、ロブ・ゾンビの妻シェリ・ムーン・ゾンビが唯一夫以外の映画に出た作品

・個人的に全く好きになれない映画。もう一度見たいと思う要素がなかった。つまらなくはないけど、ラスマンの目的とかがすごくわかりにくい。

・「俳優の卵が多く住み、住人の引っ越しが多い」みたいな説明が管理人の口からあったけど、ラスマンに殺されてたんだろうね。
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