このレビューはネタバレを含みます
母親が急逝してしまった悲しみと寂しさが抜けない内に入り込んで来た家政婦と、父親からの愛情を競って料理の腕が爆上がりした主人公の姿に見入ってしまいました。家政婦（その後継母）のヘレナ・ボナム・カーターの役名が"ポッター夫人"って少々違和感が。
母親とのダンスシーンや旅立ちの瞬間などドラマチックな節目に流れるダスティ・スプリングフィールド（個人的にも大好き）歌声と歌詞がとても合っていた様に思います。
最後はナイジェルさんご本人登場で、現在の彼が、過去の彼自身に渡す制服を着た瞬間に胸にプリントされたサヴォイホテルのロゴが見えた瞬間、凄く胸が震えました。
ナイジェルさん、普通の家のキッチン出身の最強料理人なんだとWIKIを見て改めて思うと同時にラスト前くらいでバイトしていた初恋のフランス人男性からレクチャーを受けた料理法を貫いてる所もロマンを感じました。☺️
