このレビューはネタバレを含みます
恐怖で殴打されるような素晴らしいホラーでした。あえて深夜に観て良かったです。恐怖のカタルシスが凄い。恐怖がストレスを抹殺してくれました。
アリスの映像への映り込み方が不気味過ぎます。ラストのよく見ると"いる"・・・!の連発に泣きそうでした。あまりにもいすぎる。幽霊としての才能に秀で過ぎですね。
アリスの水死体がまた無惨で、しかも何回も出てくる。レイクマンゴーの映像で水死体アリスが闇から出てくるのには飛び上がりました。勘弁してください。
何故未来の自分の水死体と出会ったのか?、近所の夫婦と何故性的な関係に?など不可解な要素を残しているのも好みでした。
幽霊もどっか行ったやろ!と前向きに引っ越していく家族の後ろで佇むアリスが脳裏に焼き付いています。取り残されたアリスの暗い情念が感じられるようで後味悪い。
この映画をフェイクドキュメンタリーと知らない純粋な人に観せて死ぬほどびびらせたい。