このレビューはネタバレを含みます
見始めた最初は、イオかっけー！だったけど、ジオン軍側(ダリル)の背景がしっかり描かれてる分、イオが活躍すればするほど心の痛い展開にどんどんなっていくっていうのが…
主に、イオが無双すればするほどダリルが酷い目にあって、四肢切断してまで実験機に乗って…もう復讐心に加えて四肢まで無くしちゃったらダリル無敵の人状態すぎて、イオ勝てないよ…って気持ちではあったけど、戦闘シーンは最後まで見応えがあった。イオも戦闘狂すぎてかなり白熱した戦いだったし。
コーネリアスが必死に説得を試みた結果、なんか騙し討ちしたみたいな感じになってカーラが精神崩壊しちゃったのはどっちも可哀想だった。コーネリアス良い奴なのに…
ダリルは気付いたらカーラと良い雰囲気になってて、でもそれを視聴者がちゃんと知るのはダリルが死にかけの状態のときで…笑
もうそれも心痛いし、ダリルが「カーラに出逢えたのが僕の奇跡だ」みたいなこと言ってる間にちょうどカーラは発狂してて精神崩壊してるっていう対比もキツかった。
結局イオ達はジオン軍に捕まっちゃったけど(この牢獄の中でダリル煽ってたのはほんとに嫌な奴すぎて面白かった)、イオが言った通り戦争はまだ終わらなくて、その争いの衝撃でイオ達がまた最後の最後に脱出できそうな雰囲気で終わったのが続編気になる感じで良かった。
その最後のシーンでさらっと映ってたダリルの描写も結構心にくる感じだった。
実験機に身を捧げたことによって、その後の通常の戦闘機に乗った時にうまく身体を使えない(義手が思うように動かない)、その時のダリルの何とも言えない表情がめっちゃつらかった。本当に実験機の為だけの身体になってしまったんだね…って。
