オーウェン

八仙飯店之人肉饅頭のオーウェンのレビュー・感想・評価

八仙飯店之人肉饅頭(1993年製作の映画)
3.5
もうタイトルだけで危なそうな雰囲気だが、中身はもっと危ない代物。

中華店の一家を惨殺したウォンは、そのまま店主として居座る。
さらには遺体を切り取り、饅頭に含ませ客に提供していた。

実際の事件を基にしているらしく、その事件の概要をラストに持っていく辺りも底意地が悪い。

この男の行動も危ういが、捕まってからの警察の取り調べもすごい。
暴力当たり前で吐かせようとするし、刑務所に収監されてからも中華屋の恨みとばかりにウォンは袋叩き。

アンソニー・ウォンの犯人像を作る役作りもすごいが、終盤に親子供関係なく包丁で餌食にするグロさは正視し難い。

「SAW」シリーズも真っ青のスプラッターぶりなので、日本で劇場公開されなかったのも頷ける。
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