オーウェン

ジェシー・ジェームズの暗殺のオーウェンのレビュー・感想・評価

3.3
善人とも悪人とも呼べるアウトローな英雄ジェシー・ジェームズ。
そんな彼を慕って仲間に加わった青年ロバート・フォード。
憧れにも近い行動を見せるフォードだが、次第に別の感情が沸き起こっていく。

ほとんど伝説と化しているジェシー・ジェームズだが焦点が当たるのはそこではなく、彼を暗殺するまでに至ったロバート・フォードの視点で描かれる。

少し冗長すぎる長さではあるが、いかにして憧れの対象から暗殺へと傾いたのか。
演じるケイシー・アフレックの青臭いともいえる仕草は克明に感情を分からせる。

事が終わった後の心に穴が開いたような感情。
後悔はやはり憧れであったのだ。
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