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ジェシー・ジェームズの暗殺のnodoubtのレビュー・感想・評価

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※記録用です。

アメリカ伝説の無法者ジェシー・ジェームズの晩年から、仲間の裏切りによる悲劇的な死までを描いた作品。
ブラピ演じるジェシー・ジェームズと、そのジェシーに銃弾を撃ち込んだケイシー・アフレック演じるロバート・フォード、通称ボブのふたりを軸に物語は展開していく。

人々を惹きつけるカリスマ性と、容赦ない残虐性を持つジェシー。
そんな彼に子どもの頃から憧れていた小心者のボブ。
彼のようになりたい─。
彼に近づきたい─。
“憧れ”が“殺意”に変わるまでの間、ふたりに一体何があったのか…。

まずブラピが最高に良いですね。
まさかこんな演技が出来るとは…というのが率直な感想で、ジェシーが持つ人の心を掴むカリスマ性と、それとは別に目まぐるしく変わる不安定な心理状態を見事に演じきっていました。

そして、ジェシーに憧れて憧れて憧れるジェシーオタク、ボブ役のケイシー・アフレックのキモワル演技も見事にハマってたし、ボブの兄役のサム・ロックウェルもなかなかの挙動不審ぶりでした。

途中何度も挿入される雲の流れる映像は美しく印象的。
ただ2時間40分は長過ぎです。
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