ウォンカチョコレートで"金券"を当てたことにより工場見学出来ることになったチャーリー。
幼い頃、飽きるほど見た一作。
ティムバートンの奇妙な世界観が工場のセットにいい意味で反映されており、
チャーリー以外の"裕福な"子供達の末路も彼らしい。
ホラーでもなくコメディでもない、まさに"奇妙"というジャンル。そのジャンルを幼くして認知できたのはこの映画含むティムバートン監督作品のおかげだろう。
奇妙な要素もたくさんあるが、もちろん子供や大人も楽しめる素敵な要素も沢山詰まっている。
例えば、チョコレート工場の中は全部食べらる。流れる川や滝、船や花、草までもが甘いお菓子だ。(幼い頃はおデブちゃんが貪り食っていた草原を食べてみたくてしょうがなかった)
まさに"夢の"チョコレート工場である。
貧乏な暮らしを送っているチャーリーが最後まで工場見学をする事ができるのも良い。
劇中に登場する裕福な子供達(工場見学者)も、それはそれで幸せだが
物事に対し少し視野が狭くなってしまう。その結果痛い目を見る。
大切なものは何か、常に視野を広くして物事に対して真剣に向き合う子が報われるストーリー。
多くの人に刺さるべき映画だし、愛される映画だと思う。
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[この映画のBest俳優]
ジョニーデップ
[脚本面]☆☆☆
[映像面]☆☆☆☆
[ストーリー性]☆☆☆☆
[オススメ度]☆☆☆☆