なりノフ

チャーリーとチョコレート工場のなりノフのレビュー・感想・評価

5.0
貧しいけれど温かい家族に愛される少年チャーリーが、奇妙なチョコレート工場へのチケットを手に入れる物語。そうだこれティム・バートン作品だ。
子供の頃に観たもんだから思い出補正かかってるかな〜と思ってたんだけど、今見ても面白いっつうか当時より面白かったので驚いてる。
色の無い雪に塗れた工場の外から、カラフルで甘いお菓子に溢れた工場の中へ。ウンパ・ルンパの歌も笑いを誘いテンポも良い。すごい。

そんな楽しい雰囲気のはずなのにティム・バートンらしい不気味さも牙を剥く。何々怖いんだけどマジで何?もっとファンタジーな映画の記憶しかなかった。

どれだけ愛されていたのか分かるし、そんな彼だからウォンカの父の真意も確信を持てたんだろうな。家族愛の物語だ。傑作でした。
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