冷蔵庫とプリンター

旋風の中に馬を進めろの冷蔵庫とプリンターのレビュー・感想・評価

旋風の中に馬を進めろ(1965年製作の映画)
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渋い。濡れ衣を着せられ、とにかく逃げなきゃいけないという状況を受け入れるのがめちゃくちゃ早い。映画的には不要な一悶着「俺はやってない!」を全然主張しない潔さは印象に残った。最近アメリカのミリシア(民兵組織)についての本を読んだが、これなんかもアメリカ社会特有の「自治の精神」みたいなものがマイナスに作用している好例。すなわち、自警団に追われる=捕まったら問答無用で縛首という無法地帯のコードが法的正義を凌駕している。