西部劇といえば、腕利きのガンマンがどんぱちやる男の浪漫というイメージだけれど、これはリアルを描こうとしているのだろうなあと。
そこに劇的なドラマやヒロイズムはなく、当時の生活や暮らしに密着している…
重い雰囲気の西部劇。
次々と登場人物が間引かれていき、最後に誰が残るのか、緊張感が途切れない。
それにしても時間が短い作品なので、スタッフテロップが出た時、え?終わり?って声が出てしまった。
まあ、…
「銃撃」と同時進行で撮られた本作。しかし、「銃撃」ほどのスリルはなく、地味な普通の映画だった印象です。
やっぱりモンテ・ヘルマンらしく話の前後関係を一切遮断してしまうなら、追手の顔を見せてしまった…
硬い映画だった。いわゆるオフビートとは意味がまるで違う日常シーン。
ゆったりとした印象を最初こそ受けたが、次第に理解した。これはゆっくりした映画を撮ろうとしたのではなくて、モンテヘルマンが人一倍…
実はこの監督の『銃撃』よりも本作の方が出来が良かったりする。脚本は主演ジャック・ニコルソン本人が担当している。
とある一軒家に立て篭もるならず者達のアイロニカルな描写が、B級西部劇ならではの味わい…
J・ニコルソン製作・脚本・主演のウエスタン。無実の罪で追われる羽目になったカウボーイの哀しい逃避行。非常に狭い範囲での展開で正に小品であり、迫力には欠けるし切なさはも十分でないが、ニコルソンのオーラ…
>>続きを読むヴィラン(悪党)とヴィジランテ(自警団)の存在が揺さぶられ続ける。一方的な排斥(吊るし首)の前になす術なし。スタントンもクロスも無言で始末される。若きニコルソンだけが砂煙に紛れ、何とか画面の外に出て…
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