完全自己満足でお送りする不定期企画『レビュー0件映画を鑑賞してみた』
これはFilmarks内で未だレビュー投稿のない作品をあえて鑑賞し、レビューを書いてみようじゃないかという、無謀かつ誰得な企画です。
とりあえずのルールとして、Markされていても、レビュー欄が空欄だったり、あったとしても「記録」や「過去鑑賞」のような、レビューとは言い難い内容の書き込みもレビュー無しとみなします。
さて、今回鑑賞した作品は……
『oh! 大迷惑?!』 LDで鑑賞。
1992年 アメリカ コメディ 先客5名様
あらすじはfilmark上に載っているので割愛。
認知症の老人の、予測のつかない行動に振り回される主人公を笑うコメディなのだが、全く同じ内容で日本でリメイクしたら、おそらく認知症患者を揶揄しているという理由で、ものすごくたたかれるであろう作品。
しかし、題材は非常にリアル。コメディなのでいろいろと大げさに描いてはいるが、認知症は決して他人事ではない。もし自分の親が……もし自分自身が……という思いが頭をよぎれば、もう、本作を観ても笑えない。逆に深く考えさせられる。
親子、家族、本当に大切なものは何か。ドタバタものだが、思いの外メッセージ性のある映画ではないだろうか。
余談だけど、ジョン・ファヴローがほんのちょっとだけ出演している。