ゴム水

魚が出てきた日のゴム水のレビュー・感想・評価

魚が出てきた日(1967年製作の映画)
3.7
カラフルでサイケ。ゆるーいコメディだったのが終盤どんどん事態が悪くなり、それにあわせて若者達が踊るどこか野蛮な音楽が焦燥感を煽る。ラスト、すべてを察した男がヤケになって笑いながらメシを食うところが印象的。そしてプツッと終わるラストの呆気なさが逆に不安な気持ちにさせる。

オープニングのフラメンコ、からのおしゃれなクレジットもいい。次落ちるのはスペインじゃないはずよ〜、みたいなどこか他人事な歌詞が終盤効いてくる。
ゴム水

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