残虐描写でカルトな信者を持つルチオ・フルチ、お約束のグロテスクシーンを描きつつも"男たちの町"の優しい演出にグッときた。怪優マイケル・J・ポラードに可憐なリン・フレデリックが出ている貴重さも含め、マ…
>>続きを読む 幸か不幸か、犬も歩けば棒に当たる、というが怨敵チャコを討ち取ったスタビーを最後、追っかけてくるのが犬という。こいつが終の相棒というわけか、お後が宜しいようで。
この犬で終わるスタビーが、話の初…
ルチオ・フルチによる異色のマカロニ・ウェスタン。
道連れ仲間(酒浸り、墓守、妊婦、賭博師)の強烈な個性と、ヒールのガンマンのかっこよさ。
スイスからのピルグリム・ファーザー
男か女か出産賭博か…
ルチオ・フルチが監督した1975年のマカロニウェスタン。
「イタリアで製作された西部劇」なので確かにマカロニウェスタンではあるんですが、よくイメージされる、ガンガン銃を撃ち合ってバンバン血が流れるよ…
このレビューはネタバレを含みます
「この街に女は要らねぇ!」
「だったら鶏小屋の雌鶏も追い出すんだな」
「まるで一生分の苦労と恐怖が一気にやってきたみたい。もう限界だわ、耐えられない……でも、すごく幸せなの。私を少しは愛してた…?…
流れ者の賭博師が世間のはみ出し者たちと心を交わしていくロードムービーで、西部劇と青春モノが交差するような描き方がなんとも独特。ルビオ・フルチは「ザンゲリア」(未見)の監督で、本作のゴア描写にホラー映…
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