みてべいびー

悲しみよこんにちはのみてべいびーのレビュー・感想・評価

悲しみよこんにちは(1957年製作の映画)
3.7
Jean Sebergかわよ!!彼女をはじめ女性たちの衣装が色もデザインも着こなしもお洒落で、全体として色彩が美しい。Cecileの赤いワンピース水着にデニムシャツは絶対真似したい。でも現在の白黒のときが一番美しかった、色めき立っていた過去との対比としても画としても。
17歳という大人と子供の狭間で多感な時期の残酷さ、いやに共感できた。女癖が悪く飽き性な父に次々女性ができても、必ず自分が一番だと確信していたCecile。そこにDeborah Kerr演じる母の親友Anneが現れ、父と真剣な関係になっていく。父との結婚を決め、急に母親面をしだす彼女への反発と嫉妬から思いついたCecileの計画の行く末。
時々鏡を見つめる彼女の表情が印象的、特に彼女が化粧を落としながら涙を流すラストカットが大好き。
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