ゆん

バイオレンス・レイクのゆんのレビュー・感想・評価

バイオレンス・レイク(2008年製作の映画)
4.8
主人公の二人がバカンスで田舎町を訪れるが、そこは田舎町特有のどこか薄暗い町で…といった、人によっては飽きて飽きて飽き倒したようなストーリー。
実際、途中まで観て、これまで何度も映像化されてきたスティーブンキング原作の「トウモロコシ畑の子供たち」がまた映像化したのかと思ったほど。

しかし本作の徐々に気分が陰鬱になっていく塩梅は絶妙で、これ系のストーリーの映画としての完成度が群を抜いていると思った。

果たしてそんなジャンルがあるのか知らないけど「主人公がバカンスで田舎町を訪れるも地元民に虐められ精神的にも肉体的にもじわじわと追い詰められてゆく」系の映画では一番好きですね。下手したらホラーサスペンスのジャンルで一番好きかも。
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